一般歯科
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このようなお悩みや症状はありませんか?
治療だけの場所ではなく、皆さんの笑顔を作るクリニックを目指しております。
お口まわりに不安やお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
歯の表面にプラーク(歯垢:しこう)が残ってしまい、そこに細菌が付着してしまうと、飲食物の糖分を摂取・分解して酸を出します。この酸によって歯が溶かされ、むし歯になってしまいます。唾液には酸を中性に近づける働きがあり、また、カルシウムやリン酸を含み、これらの作用で溶かされた歯を修復しています。しかし、糖分の摂取が頻繁であると、唾液による酸の緩衝や修復が追いつかず、歯が溶けた状態が続くことになります。その部分を放置するとむし歯になります。むし歯になった歯は自然に回復することはなく、歯科治療による修復が必要となります。
初期段階のむし歯は自覚症状が現れにくいため、気が付かないままどんどん悪化し、神経にまで症状が達して歯を抜くことになることも少なくありません。
むし歯は早い段階で治療を始めれば、比較的簡単な処置で済みます。早期発見・早期治療することが悪化させない第一歩です。
またむし歯治療で大切なこととして、むし歯を検査し、拡大視野で治療することがあげられます。
むし歯に感染した部分のみをしっかり除去することは、実はかなり高度な判断が必要となります。取り残しても、削りすぎてもいけません。そのために歯科医師は、レントゲンの透過性、罹患部位の硬さ(柔らかさ)、そしてう蝕検知液の染色性など総合的に判断しています。
う蝕検知液とは、むし歯の部分のみを染めることができる薬剤のことです。このう蝕検知液を使うと、感染した部分が青く染まりますので、どこまでむし歯を削ればよいかがわかり、歯を削る量を最小限に抑えることができます。
明るく、拡大することができる拡大鏡やマイクロスコープを用いて、う蝕検知液に染まった部分を削っていきます。
むし歯が進行してしまうと歯の根(根管)に流れている血管や神経に細菌が到達してしまいます。神経が細菌に感染してしまうと、その神経が死んでしまい、抜歯が必要になる可能性も出てきます。「根管治療」は、その抜歯を食い止めるために行う治療のことです。 根管治療は歯の根にある病巣を取り除き、無菌状態にする治療です。しかし、歯の根の構造は複雑に入り組んでおり、清掃・消毒することは非常に困難で、しっかり治療することができずに再治療や抜歯に至るケースが多くありました。当院では確実な根管治療行うため、肉眼の20倍の倍率で患部を診られるマイクロスコープを使用し、精度の高い根管治療を行っています。
当院の根管治療の特徴として、
カウンセリング

まずは患者さんの症状やお悩みなど、お話をお伺いいたします。
検査後に患部の状態や治療法、治療費などについて詳しくお話させていただき、患者さんの同意を得ましたら治療を本格的に進めてまいります。
根管治療だけでなくどの治療におきましても、患者さんの症状により保険の範囲内で対応しきれない場合がございます。その際は自由診療をご案内いたしますが、当院では必ずなぜその治療が必要になるのか、メリット・デメリットを含めてしっかりご説明いたします。
特に根管治療の自由診療に関しては、患者さんに伝わりにくいメリットがたくさんあります。当院ではその部分を詳細に説明させていただきますので、その上で治療方針を決定していただけたらと思います。
細菌を排除する「防湿」

防湿とは、唾液を排除し、歯の中に入らないようにすることです。
代表的なものに、「ラバーダム防湿」とバキュームホースを直接口腔内に設置する「zooシステム」があります。ラバーダム防湿は、治療する歯以外を薄いゴム製シートで覆いかぶせて口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防止する道具です。
根管内の細菌数を減らすことが必要な根管治療において、根管内に唾液が付着すると殺菌消毒が厳密に行えません。口腔内の湿度はほぼ100%に近いため、これらの道具を使うことで唾液の影響を受けることなく衛生的な状態で治療を行えます。
また、消毒の薬液が口腔内に触れないので、刺激を受けないというメリットもあります。
CT(三次元立体画像撮影装置)の活用

CTレントゲンは顎や歯、根管を立体的に観察することができ、任意の断面で歯の状態を確認することができます。それにより、今まで手探りだった根管治療を正確な診断のもと行うことができ、根管治療が必要となった原因を一目瞭然にしてくれます。
マイクロスコープ

マイクロスコープが最も活躍できる治療が根管治療です。
髪の毛よりも細いこともある根管の断面を正確に捉えることができ、治療するためには欠かせません。
これらの機器を用いた標準治療は、原則自由診療になります。ご予算に応じて通常の保険診療も行っていますので、お気軽にご相談ください。
歯が喪失した状態を放置していると、周囲の歯に負担がかかってしまい、さらに歯を失ってしまったり、嚙み合わせの悪化を招いたり、残っている歯が動いてしまう可能性があります。そうならないようにするための治療方法として、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。
入れ歯は、ただ噛めるようになることだけが目的ではなく、歯の抜けたところが痩せてしまうのを防ぐといった大切な目的があります。素材によっては自由診療になることもあるので、ご相談ください。
またブリッジは、両隣の歯を土台にして、橋をかけるように人工歯を設置する治療方法のことです。ブリッジは固定式なので、取り外したり、装置を洗ったりする手間はありません。しっかりと両隣の歯に固定されているために、食事の際も、違和感なく食べることができます。こちらも素材によっては自由診療になりますが、当院では必ずなぜその治療が必要になるのか、メリット・デメリットを含めてしっかりご説明いたします。
| インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
|---|---|---|---|
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| 見た目 | セラミック等の素材を用いるため、天然歯に近い透明感や色調に近づけることができます。舌触りも天然歯との差異はありません。 | 見た目の違和感は少ないですが、使用する材料によって透明感・色調が劣ることがあります。天然歯に近づけるためにはセラミック等の素材を用いる必要があります。 | 銀色のバネや人工歯の色に違和感を感じます。 | 
| 噛みやすさ | 顎の骨に固定されるため、天然歯とほぼ同等の力を入れて快適に噛むことができます。 | ほとんど天然歯と変わりなく噛むことができます。ただし、ブリッジをかけている歯の状態が悪いと噛む力も弱まります。 | 入れ歯は動きやすいため、噛む力は天然歯の約1/3くらいです。違和感を感じやすく、材料によっては食べ物の温度を感じにくいことがあります。 | 
| 違和感 | 人工歯根が顎の骨と結合され、動く心配がありませんので、違和感はほとんど感じません。 | 状態によっては装着部に隙間ができ、舌触りが悪くなることがあります。 | 食事や会話の際に動いたり、外れたりすることがあります。 | 
| 他の歯への負担 | 治療に際して、他の歯に負担をかけることはありません。 | ブリッジの支えになる両側の歯を被せにする必要があります。 | 周囲の歯にバネなどをかける必要があるため、負担がかかります。また、周りに汚れが溜まりやすくなったり、バネが唇や口の中を傷つける心配があります。 | 
| 耐久性 | 適切に定期的なメインテナンスを行うことで半永久的に使用できます。 | 土台となる歯を被せにするため、歯の寿命を短くしてしまう恐れがあります。 | 半永久的に調整や作り替えが必要になります。 | 
より長く患者さんの歯を守っていけるように、二次むし歯や根管治療、自由診療について治療相談・説明を行っています。知っておくこと、選択肢を広げることがご自身の大切な歯を守ることに繋がります。
自由診療を「見た目をよくするだけの治療」「高額で贅沢な治療」というイメージをお持ちの方は多くいらっしゃるかと思います。しかし、実際は「保険以外の選択肢を広げることができる」のが、自由診療なのです。
保険診療の内容というのは30~40年前からほとんど変わっていないだけでなく、使える材料・治療方法に多くの制限があります。そのため、保険範囲に限られると、選べる治療の幅はとても狭いものになってしまいます。
全てを自由診療にするつもりはありません。ただ、患者さんの歯の将来を考えたときに、メリット・デメリットを含めて多数の選択肢を提案することが重要だと思っております。 強引にお勧めするのではなく、選択肢の一つとしてご説明いたしますので、ご安心ください。
患者さんにより良い結果を得ていただくためにも、保険診療と自由診療の違いについて知っていただき、その中から、患者さんご自身がご納得いただける治療を選択していただければと思います。
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